パリオリンピック7人制ラグビー 嬉野市出身堤ほの花選手 実家では両親が声援贈る
熱戦が続くパリオリンピック。28日夜から29日にかけて7人制ラグビー2試合が行われ、嬉野市出身の日本代表堤ほの花選手の実家では、両親が声援を贈りました。
【堤ほの花選手の母 三恵子さん】
「ハラハラドキドキ複雑な気持ちですけど、全力で頑張ってほしいと思っています」
7人制ラグビー日本代表、嬉野市出身の堤ほの花選手の実家では、父明英さんと母三恵子さんが試合開始の瞬間を待っていました。
初戦の相手は強豪アメリカ。東京オリンピックに続いて2大会連続の出場となる堤選手はスターティングメンバーに名を連ねました。
試合開始直後、白のキャップ堤選手は体を張ったプレーでボールをキープ。そこから日本の先制トライが生まれます。
一方のアメリカはすぐに反撃。前半だけで4トライを決め、日本を突き放します。
意地を見せたい日本は後半。堤選手が気迫のタックル。そしてボールを奪いにいく「ジャッカル」で相手の反則を誘います。
しかしフィジカルの強さを前面に出し猛攻を続けたアメリカ。日本は7対36で敗れました。
【堤ほの花選手の父 明英さん】
「スピードも乗っていたしブレイクダウン(密集でのボールの奪い合い)でも負けていなかったし、次につなげてもらいたい」
その後行われた2戦目のフランス戦も黒星を喫した日本。29日午後10時からはブラジルと対戦し、大会初白星を狙います。