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【春高バレー直前】「仲間と挑む最後の舞台」佐賀学園女子バレーボール部 吉田紅羽選手

配信:
2024/12/30 6:00:05
取材:
2024/12/23 4:00:00
【春高バレー直前】「仲間と挑む最後の舞台」佐賀学園女子バレーボール部 吉田紅羽選手
全国高校選抜大会佐賀学園高校バレーボール

高校バレーの集大成となる”春高”。女子決勝では、昨年の同大会、総体の覇者である佐賀清和高校と総体では準決勝敗退と涙をのんだ佐賀学園高校との対戦となった。注目の対戦は、佐賀学園高校がセットカウント3-1で佐賀清和高校を下し、春高バレーを出場を決めた。
本記事では1年間チームを支えてきた吉田紅羽副主将に3年間の思いを語ってもらった。

佐賀学園への入学を決めた理由

「自分と同じ中学校に通っていた先輩の試合を見に行った時に、佐賀学園のバレーがとても楽しそうだと感じました。また、自分のバレースタイルが佐賀学園のプレースタイルにマッチしていると思い、ここでバレーをしたいと決めました」と語る吉田選手。中学時代の経験を経て、さらなる飛躍を求めて佐賀学園の門を叩いた。


全国の舞台を見て感じたこと

1年生の時からインターハイや春高バレーの会場へ進出できたことが、吉田選手に大きな変化をもたらしたという。
「初めて高校の全国レベルを目の当たりにしました。その時、自分たちの代でもこの舞台に立ちたいと強く思いました。それ以降はその夢を叶えるために、意識を高めて練習に取り組むようになりました」
全国大会を肌で感じたことで、目指す目標がより明確になり、日々の練習に熱がこもるようになった。


厳しい経験と変化

総体準決勝で敗退した際の悔しさも、吉田選手にとって大きなターニングポイントだった。
「県総体決勝に行けなかったことが本当に悔しかったです。それまでも佐賀清和に負け続けていたのですが、あの時は対戦する前に敗退してしまいました。焦りを感じましたが、その悔しさをバネにするために、キャプテンと共にどう改善するかをたくさん話し合いました」
その経験を経て、キャプテンである山﨑姫楽選手との信頼関係も深まっていった。


キャプテンとの絆

「キャプテンは厳しくはなく、優しいタイプ。最初はチームに厳しく言えない部分があって自分がその役割を担っていました。総体での敗戦を経て覚悟を決め、キャプテンとして厳しい面も出していくと行ってくれたので、副キャプテンとしてキャプテンをフォローしながら支えました」と語る吉田選手。
覚悟を決めた山﨑キャプテンと、それを支える吉田選手の絆が、今のチームを形作っているのだろう。


春高バレーに向けて

春高バレーの舞台について、吉田選手はこう語る。
「今のメンバーとできるバレーもこれが最後です。高校生活最後のバレーなので、佐賀学園らしい全員バレーで思いっきり楽しみたいです」
また、自分自身の役割についても触れ、「コートの中で自分が引っ張れるように頑張りたい」とその気持ちは燃えている。

佐賀学園高校女子バレーボール部の春高バレーは、1月5日に東京体育館で宮城県代表古川学園高校との対戦でスタート。目が離せない。

記事
株式会社WIDE - 永石恒陽

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