チーム名鑑　唐津東高校ヨット部「インターハイ全枠を取る」

本日紹介するチームは唐津東高校ヨット部。
部員数は6人（3年生：1人　2年生：4人　1年生：1人）、指導者は外部指導者を含む6人で、県のヨットハーバーにて日々練習に励んでいる。
今回は、主将の竹本怜史さんと監督の中山先生（NPO法人佐賀県ヨット連盟）にお話を伺った。
 

主将 竹本怜史さん

Q チームの目標は？

 今はまだ新チームになって1、2カ月ぐらいしかたってないので、明確な目標についてあんまり話し合ったことはないんですけど、今のところ考えてるのは来年のインターハイです。枠の問題はあるんですけど、そこに全枠このチームから入って全員で出場できればいいなって思ってます。

Q チームのいいところは？

今年は1年生が結構たくさん入ってきてくれて、その中でも結構個性豊かなメンバーが揃っているので、面白い感じで活動ができているし、その中でしっかりヨットに対して集中して、みんな上手くなってきてるので、1年生のこれからに対しても期待ができるし、自分たちもより頑張れるんじゃないかなとは思ってます。
 

Q 日頃の練習で意識していることは？

最近は出来るだけ早く準備をして、出来るだけ海の上で練習できる時間を長くしようって心がけていることと、最近は去年までしてなかった筋トレだったり、体作りの面でも指導してもらって取り組んでいます。
 

Q 次の大会への意気込みは？

これから寒い時期本格的に寒くなってくると思うんですけど、その中でもやっぱりやる気を持って、少しでも上手くなれるように向上心を持って取り組みたいなて思ってます。
 

中山先生（NPO法人佐賀県ヨット連盟）

Q 今年のチームの特徴は？

今高校生がやってるのは1人乗りと2人乗りなのですが、1人乗りに乗っている方というのは、意外と個性が強くて、それぞれの個性がある。2人乗りを乗っている子というのは、意外とその2人のコンビネーションを必要になってくる競技です。同調性が結構ある子が2人乗りで活躍するっていう形ですけど、色々な個性が集まってやっているというところで、それを一つにまとめていくというのが、やはりうちのクラブのいいところではないかなと思います。
 

Q 今後選手達に頑張ってほしいことは？

まずはやっぱり高校生なので、基本的なことをきっちりやる、競技について基本を叩き込んでいきたいと思うのと、生活面を含めてのシーマンシップを植え付けていきたい。競技だけで勝つんじゃなくて、シーマンとしてどういう風な行いをしなきゃいけないかというのをどんどん教え込んで、次のステップの大学、次のステップの社会というふうな形で持っていきたいなと思います。


Q どのように成長してほしい？
さっき言ったシーマンシップも元よりなんですが、やっぱりヨット競技というのは、例えばちっちゃい小学生が乗る船から入るアメリカズカップみたいな10人以上で乗る船とかもあるんですけれども、基本的には一緒なんですね。だから、ヨットのルールも全て、小学生が乗っているのも大人が乗っているのも統一のルールなので、そこら辺はやっぱり格差がない競技の世界なんですね。高校生が大人に勝つこともあるし、その風によっては得意な風っていうのがそれぞれにあって、シリーズ内で自分が得意な風が何日間吹いてくれるか。また、必ずレースが終わった後に、片方向ルールの失格とか、順位が変わるようなことがあるもので、最後まで諦めないということを、今の高校生には教えていきたいと思います。
 

【令和4年度 唐津東高校ヨット部 基本情報】

・部員　6人（3年生：1人　2年生：4人　1年生：1人）
・指導者　6人
・練習場所　県ヨットハーバー
・近年大会成績　栃木国体4位
　　　　　　　　インターハイ入賞