「トレーニングを一生の仕事にしたい」プロ認定に期待がかかるボディビルダー
かちスポ。今回はボディビルです。大会で基準の結果を残すと民間のボディビル団体からプロとして認められます。今年中のプロ認定に期待がかかる男性を取材しました。
「トレーニングを一生の仕事にしたい」と日々鍛え続けています。
鍛え抜いた筋肉の美しさを競うボディビル。
【福田孝輔さん】
「ここまできたという自信堂々とステージで披露できたかなと」
有田町に住む福田孝輔さん27歳。建設関係の仕事をする傍ら、出勤前のトレーニングが日課です。
Q週に何回トレーニングを?
【福田孝輔さん】
「週に8回。休むと罪悪感というかウズウズして来てしまう」
去年、大会デビューをはたし、12月には、地方予選を勝ち抜いて日本大会に出場。新人ながら、アマチュアが参加できる3つの部門で優勝する快挙を成し遂げました。
【福田孝輔さん】
「トレーニングはちょこちょこしていた。部活もやってたんで」
福田さんは高校時代野球部に入っていて甲子園にも出場!社会人になってからもトレーニングを続けるうちに筋肉美に目覚めました。一体なぜ短期間で結果を残せたのでしょうか。
【福田孝輔さん】
「大会出てるなという人に自分から声をかけて減量方法や大会の雰囲気を聞いていいところを吸収していこうと」
さらに、食へのこだわりも。
【福田孝輔さん】
「基本的にプロテインは飲まずに食事から全部(栄養を)とるようにしている」
大会前には過酷な減量もあり、効率良く状態のいい体を作るため食事や栄養に関しての2つの資格も取りました。
【福田孝輔さん】
「疲労回復の食事方法や栄養素などが学べる資格」
こうして作られた福田さんの筋肉。お気に入りは?
【福田孝輔さん】
「肩。大会の時も褒められたので自信につながった」
ここで、自慢の逆三角形を大会と同じ形式で披露してもらいましょう。
大会では音楽に合わせて参加者の複数人が同じポーズをし審査されます。
【福田孝輔さん】
「でかければいいではなくて、綺麗さをみられる。メリハリのある角度を見つけてもらい、自分にあうポージングを教えてもらった」
指導をしたのはプロの安永優さん。
【安永優さん】
「ここ首の筋肉なんですが、力むと上がってくる。そこは抜いて腹筋とか足に力を入れるようにと指導した。これだけ良ければ日本一狙えるだろうと感じていた」
美しい筋肉を披露してもらっていると
「肩メロン」「背中に羽が生えている」「腹筋板チョコ」ボディビルでおなじみの掛け声が!
掛け声は応援する選手に注目してもらおうと始まったもので、コロナによる声かけの規制が最近緩和されたため、福田さんはこの日初めて掛け声を浴びました。
【福田孝輔さん】
「知っている人から掛け声をもらうといい意味でリラックスできて大会も楽しめるんじゃないかと」
次の大会は8月。優勝すればプロへの道が開ける重要な大会です。週に一回日焼けサロンにも通い身体を仕上げていきます。
Q仕上がりは?
【福田孝輔さん】
「満足です。黒いと締まって見えるのと、カット(筋肉の繊維)が良く見える」
福田さんにはプロになったら叶えたい大きな目標があります。
【福田孝輔さん】
「地元の有田・伊万里や佐賀に自分のトレーニングジムを作れたら」
大好きなトレーニングを一生の仕事にするために。一歩ずつ、プロへの歩みを進めています。
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