チーム名鑑 白石高校 野球部「甲子園に出場するためにまずは秋九州大会へ」

佐賀県内にある高校の部活動について取材する「チーム名鑑」。本日紹介するチームは白石高校野球部。
部員数は38人(1年生:22人 2年生:11人 マネージャー:5人)、指導者は4人(監督:1人 部長:3人)で白石高校普通科キャンパスグランドにて日々練習に励んでいる。今回は、主将の長森選手、片岡監督の思いを紹介する。
主将 長森大智 選手(2年)
ーーチームの目標を教えてください!
夏の甲子園に出場するために、短期的な目標として、秋の県大会で上位に食い込んで行って、冬のトレーニングをとにかく頑張ることが目標です。
ーーチームの強みを教えてください!
一人一人が決まり事を徹底することが強みになると思います。グランド内もそうですが、道具の置き方や整列の仕方、挨拶の仕方など、チーム全員が同じ方向を向くということを徹底しています。
ーーチームの課題を教えてください!
自分を中心にクリーンナップがランナーを返していかないといけないと思うので、下位打線はセーフティーバントなど小技を絡めながら、上位に繋いで、上位打線がしっかりランナーを返すという流れを作っていきたいです。
ーー力を入れている練習メニューを教えてください!
今のチームはピッチャー陣が豊富なので、守備からリズムを作っていきたいので、失点を減らしていくために、ピッチャーのフィールディングやバント処理に力を入れて取り組んでいます。
ーー今後に向けて、意気込みをお願いします!
まずは秋の大会で九州大会に出場できるように頑張ります。
監督 片岡修史先生
ーーチームの特徴は?
(糸山部長)2年生で夏を経験した選手が数名残っているので、そこを中心に新チームを作っていってくれればと思っています。1年生も2年生から雰囲気を感じ取ってもらいたいです。
特徴としては、とにかく守備からリズムを作っていきたいチームですね。
ーー白石高校は普通科と商業科が離れていますが、その点の難しさはありますか?
(糸山部長)日頃の学校生活を別々に過ごしているメンバーが半々くらいなので、学校での取り組みがグランドで集まった時にどう出るかは、今後も見ていかないといけないなと思っています。
時間帯が合わないので、練習時間が短くなり、チームとしての練習が少なくなっています。それでも、その時間を無駄にしないようにというのは、日頃から監督も言われているので、選手たちは乗り越えてくれると思います。
ーーチームに期待することは?
(糸山部長)とにかく継続すること。特に吸収する力はあるので、監督が言ったことなどをやろうとする子は多いので、その時の気持ちや取り組む意味をダラっと続けるのではなく、とにかくしっかり継続してほしいと思います。
ーー野球を通して、どのように成長していってほしいですか?
(糸山部長)野球で進学したり、就職したりする子は少ないので、人間的な成長を期待しています。自分一人が結果出しても勝てないし、逆に自分が結果を出せなくても、周りが結果を出して勝てることもあるので、「協力」のような形で、自分の動きがチーム、組織の全体の結果を変える大きな力になっていることを感じてもらいたいなと思います。
また、全てのことが野球のことに繋がっていると思って、学校での過ごし方や校外での過ごし方も気配り心配りを学んでほしいなと思います。
(片岡監督)よく言ってるんですけど、人生の頑張り方であると伝えています。学校生活で起きていることが野球していても多分起きたりするので、そういう良い時悪い時の物事の考え方であったり、向き合い方だったりを野球を通して学んでいってほしいなと思います。
ーー選手に向けてメッセージをお願いします!
(糸山部長)まずは目の前のアウト、一点を全力で取ると、そのために一球を無駄にしないことをこれからも伝え続けたいと思います。
全員で勝ちを掴み取りに言ってほしいです。
【令和5年度 白石高校野球部 基本情報】
・部員 38人(1年生:22人 2年生:11人 マネージャー:5人)
・指導者 4人(監督:1人 部長:3人)
・練習場所 白石高校普通科キャンパスグランド
株式会社WIDE - 山口修平